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- アーティスト: 馬場俊英
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2011/04/13
- メディア: CD
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4. 悲しみよ、明日の星になれ 5. クロノス 6. 待ち合わせ 7. 明日に咲く花 8. 高校23年生
9. 海鳴り 10. 私を必要としてくれる人がいます 11. 右と左の補助輪 12. 勝利の風
13. 僕が僕であるために (Bonus Track)
お気に入り度:62点
馬場俊英さんの通算10枚目のオリジナルアルバム。
CDジャケット写真はマラソンランナー達の走る姿。しかしそのジャケ写から受けるイメージとは違い、
今作を聴いた第一印象は、穏当で無難な曲ばかりになってしまったなという印象でした。
曲調についても、似たような雰囲気の穏やかな曲ばかりで、
特に6〜11曲目あたりを聴いていて感じたのは、熱さを感じる曲が少なくなってしまったなと・・・
個人的に一番期待していた、関西テレビの2011年のプロ野球中継テーマ曲「悲しみよ、明日の星になれ」
についても、歌詞メロディともに至って普通の曲という感想でした。
自身がかつて野球少年で、さらに今までの楽曲の歌詞に野球関連のフレーズも多く登場し
そして「君の中の少年」のような大傑作も作ったことがあった歌手だけに、期待度が高かったわけですが・・・
過去作では、まだ俺の青春は終わらないんだ、俺の歌手人生は終わらないんだ!と言わんばかりに
熱い気持ちのこもった曲を数多く作っていた。
しかし、やはりある程度売れることができたことにより気持ちが満たされてしまった分、
今作では、楽曲の方も熱さがなくなって穏やかになってしまったのかな・・・と思いました。
ちょっと大人になり過ぎてしまったなと・・・
しかし、そんな今作の中でも新境地を開拓したといえる曲は、ラスト曲の「勝利の風」。
まさかの、サッカー日本代表応援ソング。今までは野球のイメージが強かっただけに意外でしたが、
競技は違えどこういうスポーティーな曲はやっぱり良いですね。