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昨日の日記に書いた「歌手バトン」に対して、大きな反響をいただき本当にビックリしております。
コメント欄に、みなさんから5つもコメントをつけてもらったり、
思ってもみなかった人がバトンを受けとっていただいたりと・・・
なんていうか、半ば適当に書いたようなバトン記事にまさかの大きな反響をいただき、
それとは対照的に、すごく真剣に書いたはずのm.o.v.eのアルバムレビュー記事には全く反響は無し、
つくづく世の中ってこういうものなんだなとも思いましたが(涙)
そんなことはさておき、本当にありがとうございました。とても嬉しいです。
では今日は、おそらくコメントはいただけないであろうアルバムレビューの方をやりたいと思います。
たとえ需要があろうが無かろうが、書きたいと思います!
- アーティスト: 東京エスムジカ,早川大地,こだまさおり,佐藤“フィッシャー”五魚
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2004/09/22
- メディア: CD
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7. World Strut 8. レンガ通り 9. 邂逅 10. 百万年の愛の歌 11. 月夜のユカラ 12. 始まりに向けて
お気に入り度:97点
ボーカルの瑛愛さんと平得美帆さん、プロデューサーの早川大地さんによる3人組ユニット、
東京エスムジカのメジャー1stアルバム。
この作品を一言で言うならば、美しいツインボーカルのハーモニーによって歌われる、
さまざまな民族音楽の要素を取り入れたポップス。
1.2曲目ではしっとりとした、アジアンテイストな楽曲。
3曲目の「泥の花」では、アコーディオンの音が印象的な、ヨーロッパ風のポップス、
5曲目の「オレンジの実る頃」では、スパニッシュギターなどの楽器が使われたラテン風のナンバー、
6曲目の「Vida」では、スティールパンという、
トリニダード・トバゴ生まれのドラム缶楽器を曲にとり入れた、カリブ風の音楽。
10曲目の「百万年の愛の歌」はインド方面の音楽が融合したような、大陸的なナンバー、
などといったように、まさに、音楽の世界一周旅行といってもいいような、
そんな多彩かつスケールの大きい曲の数々が詰め込まれた作品となっています。
なんというか、本当に旅に出たくなるような曲ばかりですし、
それと同時に、世界はどこまでも広いんだと思わせてくれるような、そんな作品です。
その中でも特に素晴らしいと思った曲は、まずは11曲目の「月夜のユカラ」。
しっとりとした幻想的な雰囲気で、それでいてアジアとヨーロッパが融合したような無国籍、多国籍なサウンド。
こういう曲は、まさに彼らにしか作れないような曲といっていいでしょう。
そして、それをも超えるかのような作品が、2曲目の「月凪」。
どことなくアジアンテイストが漂う、切なくて、幻想的なサウンドと、
ボーカルの2人の声のあまりの美しさ。これらが見事に一体となったバラード。
全てにおいて果てしなく美しい、絶品の名曲です。
最後は、4曲目の「Standing On the Ground」。
全英語詞の作品で、洋楽っぽい、アコースティックな雰囲気のサウンドでありながら、
同時にとてつもなく壮大なスケール感を感じるような、そんなバラード曲。
その歌詞の一部を転載して、レビューを終わりたいと思います。
「Thought life is a journey and journey is life
You journey a very long time
You journey through your prime」
(思っていたよ 人生は旅で旅は人生だと
旅は長く続くし 青春はずっと旅だ)
この言葉は、私の中の人生哲学といってもいいような言葉でございます。
この、旅を続けるという気持ちは、これからも忘れたくないです。