いろいろあって更新が遅れてしまいました。週末は緊急で博多に行ってました。
何があったかは・・・ 察してください。


と、そんなことはさておき、
ついに、この作品のレビューを書くときがやってまいりました。
ずっと期待していた、このブログでイチ押しの新人アーティストのアルバム、
もちろん発売日当日にゲットさせてもらいました。ではそういうことで、いきましょう!




first 9uality(ファーストクオリティー)〈初回限定盤 DVD付〉

first 9uality(ファーストクオリティー)〈初回限定盤 DVD付〉



1. 晴天 2. Hello 3. Our Rock Star 4. forever we can make it! 5. Drive 6. Fly Away
7. I'll be back 8. The LAST DAY 9. babycar 10. My Life 11. Humming Bird 12. Wonderland
お気に入り度:95点



THYMEの1stアルバム。やはり期待通り、1stアルバムから素晴らしい作品をリリースしてくれました!
「1シンガー、2サウンドプロデューサーが織りなす上質ロック」というキャッチコピー、
これに偽りは無いということが、聴けば本当によく分かります。
以前このブログで紹介したシングル曲の素晴らしさは既に証明済として、
アルバム曲も捨て曲無し。どの曲もメロディが良いし、音がしっかり作りこまれていて質が高いです。
アルバム曲では、バイオリンの音が絶妙にマッチした「Humming Bird」なんかは特に印象に残りましたね。
どうやら、サウンド面の方は公式HPの紹介によると「洋楽センス溢れる楽曲」が売りらしいですが、
むしろメロディの良さに関しては洋楽よりも上なのではと思います。
そんな楽曲の数々を歌う、ボーカルのthymeさんの声がまた良いんですよね。独特のカラっとした感じの声、
これは今の日本の有名アーティストの中にはいないような感じの声で、個性があって良いです。


ただ、ちょっと意外だったのは、思ったよりも前向きな歌詞が多かったこと。
もともとバンド名のTHYMEとは花言葉で「勇気」という意味があるらしく、
そんな、文字通り勇気や希望を与えてくれるような曲が多かったです。
が、ちょっと似たような感じの歌詞や世界観の曲が多いかなという印象でした。
それでも歌詞の質自体は最近のヒット曲とかに比べたら全然高いと思いますが。
そんな中で「The LAST DAY」が歌詞も曲の雰囲気もこの中では異色な感じがして、面白かったです。
まだまだ、もっと歌詞や曲の幅を広げることはできるはず!


それでも、1stアルバムでこれだけやってくれたらさすがとしか言いようがないですね。
やはり、2008年を代表する、名作アルバムでした!