今回は、前からこのブログで取り上げたいと思っていた、THE BOOMの名曲を紹介いたします。


この、THE BOOMは間違いなく「日本を代表する実力派アーティスト」です。


何が実力派かっていったら、すべてがです。
まず歌詞はコミカルなものから感動的なものまで、とても世界観が幅広い上に、どの歌詞もレベルが高い。
最近のほとんどの新人アーティストはもはや相手にならないぐらいのレベルです。
サウンドは、初期のスカバンド路線から、途中からはご存知のような沖縄音楽やさまざまな民族音楽をとり入れた路線へと変化していき、まさに、世界規模のミクスチャーとでもいっていいぐらいの音楽を見せ付けてくれてました。
そんな彼らの最大のヒット曲「島唄」という曲は、日本だけでなく世界的なヒットとなり、
さまざまな国で、地球の反対側のアルゼンチンでまでカバーされて評価されたぐらいの名曲です。
最近でも確か、世界の動画サイトの中の日本の音楽部門で再生回数第2位だった(1位は確か宇多田ヒカルの曲でした)とかいう話も聞きましたし・・・


しかし、ここ最近の日本の音楽で、例えば2007年のオリコン年間上位のヒット曲で、
「世界に評価されるような曲」というのは果たして何曲あるだろうか・・・


むしろ彼らは、日本では過小評価されている!
なぜ日本を代表するアーティストとしてもっと世間的に評価されてないのかが不思議です。
それこそ宇多田ヒカルやB'zなどと同格に扱われてもいいはずですよ。


そんなTHE BOOMの名曲で、世間的にはほとんど知られていないけど素晴らしい名曲の1つが、
今回紹介する「からたち野道」です。
この曲は、まずとにかく歌詞が素晴らしい。こんな歌詞を書ける人は、最近の音楽シーンでは他に思い浮かばないです。
そしてサウンドの方は、初期のスカバンド風のサウンドに、和の雰囲気が融合したような絶妙な音。
もう本当に、歌いながら泣けてくるぐらいの超名曲。切ないけど、感動的。そんな曲です。
歌詞に込められた、この曲の本当の意味をじっくりと噛み締めながら聴きたいですね。


http://video.google.com/videoplay?docid=5167604674770917325
歌詞はこちら


JAPANESKA

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