今日は久々に雑談でもしたいと思います。



現在開催中の春の高校野球にて、開星の監督が、
21世紀枠の高校に負けたことについて問題発言をしたことが話題になってますね。
とりあえず、21世紀枠絶対賛成派の私としては、
「決して21世紀枠の制度を批判したわけではない」とという釈明があったのはホッとしています。


てか前からずっと思っていたのですが・・・
一部で言われている、21世紀枠に反対とか言ってる人は、
これからも死ぬまで一生、奈良県からは天理と智弁学園しか甲子園に出られないことになってもいいと思うのでしょうか・・・


実力主義だと言われればそれまでですけど、
でも、そういう真の実力主義の大会ならば夏の甲子園というものがあるわけで、
「選抜」というコンセプトで出場校が選ばれる、春の甲子園なら全然あってもいいと思います。


去年の夏の奈良県の地方大会のことが書かれた新聞記事に、大和広陵高校という、当時かなり上位候補と言われていた学校で、
実際にはベスト8までいった学校の、とある主力選手についての記事が書かれていました。
その選手は母子家庭で育ち、いろいろと苦労しながらも、仲間たちや母親に支えられ、
ここまで野球をがんばってきてこれたから、どうか優勝して甲子園に出て、
親孝行をしてあげたかったという、そんな内容の記事でした。


こんな記事を見ると、やっぱり、甲子園に行かせてあげたかったと思うわけですよ・・・


こういう境遇の人は、学費が高いであろう天理や智弁学園といった私立高校には行きたくても行けないわけで。
母子家庭に、そして奈良県に生まれてしまったがばっかりに、どんなに野球を頑張っても、
甲子園に出られる可能性は限りなくゼロに近くなってしまう、これはやっぱり残念なことだと思うんですよ。


だから21世紀枠はあってもいいと思います。こういう、苦しい境遇でも頑張ってるような選手や高校たちのために!



ここ数年は、春の大会ですら奈良県の公立高校はどこも出場から遠ざかってますからね・・・
斑鳩(いかるが)高校が奈良県代表で春の甲子園に初出場して、新潟の柏崎高校に勝ったあの頃とかはすごく嬉しかったんですけどね。
でも対戦相手の柏崎高校は、北朝鮮拉致被害者の母校ということで、
当時はそっちの方ばかりが話題になってました。
(ちなみに私は、スポーツに政治のことを持ち込むのは好きじゃないです)
あの時は、いや柏崎よりもむしろ斑鳩が出場してることの方が奇跡的なまでにすごいことなんだぞ、
だからもっと斑鳩も応援してやれよと思いました! でも勝って本当に嬉しかった!



ちなみに、確か3年ぐらい前に、奈良県の高校から畝傍(うねび)高校が
21世紀枠の最終候補まで残ったことがありましたが、結局選ばれませんでした。
畝傍は去年の夏の地方大会でベスト4までいった高校で、
その去年の大会では、選手たちが頑張っていたのはもちろん言うまでもないですが、
それよりも、応援団のみなさんが、木魚を叩きながら応援してた姿がすごく印象的でした!
この応援スタイルは、もし甲子園に出たらきっと話題になるでしょうね。



そして、その木魚の音のバックで演奏するブラスバンドの曲は、
サザンオールスターズエロティカ・セブンを演奏してました。



なぜサザンの曲の中でもよりにもよって「エロティカ・セブン」だ!? 



もろちん、それ以外の他の曲も演奏していましたが、これを演奏してたのには思わず笑ってしまいました!




ということで、ぜひ来年は畝傍高校を21世紀枠に選んでください!
木魚を叩きながらエロティカ・セブンを演奏する高校をぜひ甲子園に!
てかぶっちゃけ畝傍でなくても奈良県の未出場高校ならどこでもいいからぜひ21世紀枠で選んでください!



ただ、私の母校は在学中に春の甲子園に1度出てるので残念ながら無理ですね。(実は出場経験があってしかも1勝してるんです)