諸事情によりすごく遅くなってしまいましたが、今日はついに、
この作品をレビューしたいと思います。





∞1

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Do As Infinityの復活シングル。全4曲入りのシングルとしてリリースされた作品です。


まずは1曲目「生まれゆくものたちへ」
ピアノイントロから始まり、そして歌に入ると、力強い歌声と、力強いバンドサウンド
これを聴いて、あぁ、ついにDo As復活なんだなと思いました。
ピアノバラードなどが主体で、バックに鋭い音が少なかった伴ちゃんソロもそれはそれで良さはあったんですが、
やっぱり、このズシっとくる感じ、これこそがDoAsだって感じですよ。
そしてサビの「悲しみを繰り返す これから始まる君の人生」この歌詞と歌声は、本当に印象的です。
ダークさの中にも、希望を求めているかのような、そんな歌唱とサウンドが最高なバラード曲です。
サビに絡んでくる、キーボードのキラキラとした音が、また良い世界観を作り上げてくれてます。
これぞ、芸術的な曲といっていいでしょう。


2曲目「メラメラ」
イントロのギターの音からしてかっこいいです。
歌詞は「ニコ動」などという言葉も出てきているという、そんな日常生活をリアルに描いた歌詞、
これに、ストリングスの音が絶妙にからむロックサウンドが、とてもよく合ってます。
スリリングな感じがして、良いですね。


3曲目「Timeless」
F1レース番組のテーマソングに起用されているだけあって、
車に乗って高速道路でぶっ飛ばしたくなるような、爽快なロックナンバーです。
「時間よ止まってよ」のところなんて最高にテンション上がりますね。


4曲目「Let's get together at a-nation
ファンからは「Perfumeみたい」という声もあったこの曲。
テクノポップ的な要素の強い曲で、ボーカルにはエフェクトをかけまくり。
この曲は、個人的な好みからはちょっと外れる感じでしたが、
しかし、今まで新作が出るたびに、常に新しい要素をとり入れた曲を作り続け、
実験精神を持ち続けてきたのも、このグループの大きな魅力。
今回も新たな挑戦ということで、いいんじゃないでしょうか。





総評といたしましては、「生まれゆくものたちへ」を復活シングルの1曲目にもってきてくれて、
本当に良かった。これぞDoAsの真骨頂って感じの曲でしたから。
これが「メラメラ」「Timeless」が1曲目だったら、もちろん曲自体は良い曲なんですが、
方向性的には、これから本当に大丈夫なのかなと不安になるところだったです。
この気持ち、初期の頃からのファンなら分かってくれるでしょうか・・・


ともかく、これなら9月30日リリースの復活ニューアルバムにも、大いに期待できますね!