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- アーティスト: いきものがかり,山下穂尊,水野良樹,吉岡聖恵,西川進,中村太知,島田昌典,江口亮,渡辺善太郎,mugen
- 出版社/メーカー: エピックレコードジャパン
- 発売日: 2008/02/13
- メディア: CD
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7. 花は桜 君は美し 8. ちこくしちゃうよ 9. 心一つあるがまま 10. ニセモノ 11. 東京猿物語
12. 月とあたしと冷蔵庫 13. 茜色の約束-acoustic version-
お気に入り度:★★★★★★★★☆ (8.5/10)
ついに完全ブレイクを果たした、いきものかがりの2ndアルバム。
1stアルバム「桜咲く街物語」があまりに素晴らしすぎたこともあり、
それに比べると今作はどうかなと思ってましたが、
やはり今回も良い作品を作ってくれました。
特に一番良かった、いい意味で衝撃を受けた曲は、11曲目の「東京猿物語」。
これはお見事! ロック・ポップスと盆踊り・演歌が融合したようなサウンドが最高に素晴らしい。
歌詞や歌い方なども含めて、まさに日本のお祭りって感じの曲です。
かつてのザ・コブラツイスターズの曲を彷彿させますね。
まさかこんな曲を、いきものがかりが作ってくれるとは思わなかった。
個人的にはこの曲が今作の一番の収穫だと思います。これからもこの路線の曲は続けて欲しいです。
それ以外の曲は、どれも正統派ですね。相変わらず、暖かさがにじみ出ている曲が多いです。
ただ、2ndともなると、やはり今までの作品と似た感じのミディアム〜バラード曲が多いかなと思ったのと、
前作「青春のとびら」「流星ミラクル」「HANABI」のような疾走感溢れる曲が
今作にはあまり無かったのが残念でした。(「夏空グラフィティ」ぐらいか?)
1stアルバムの上記3曲が大好きだっただけに・・・
まぁ、でも前作がほぼベスト盤的内容で素晴らしすぎただけですね。
1stを新鮮な気持ちで聴いた頃に比べると、
2ndはやっぱり「慣れ」みたいなものもどうしても出てきますし。
ということで、今作も十分に楽しめる内容の作品だと思います。