博多の魅力の1つ、それは物価が少しだけ安いこと。


去年の夏ごろに帰省した時、祖父が入っている老人ホームのすぐ近くにある「アパンダ」というスーパーに行く機会があったんですが、
そのスーパーの漬けものコーナーに並べられていた商品を見てビックリ。
辛子高菜が、たった100円で売られていたんです。それもかなりたくさんの量が入っていて100円という安さ。
さっそくこれを買ってきて、博多の実家で食べてみたら、すごくおいしい。
こんな安い値段でこれだけの量のおいしい辛子高菜が買えるなんて、もはや感動しました。
本当は、たくさん買って家まで持って帰りたかったんですけど、まだ暑い時期だったので家まで持たないということで、
冬に帰省する機会があったらぜひ家に持って帰ろうと、その時すでに心に決めてました。



そして冬になった今回、その辛子高菜を買うことを楽しみにして博多までやってきました。
さっそく到着して翌日となる12月31日に、祖父が入っている老人ホームに行くついでに、そのスーパーに行きました。すると・・・



スーパーの一面に貼られていた張り紙には、「閉店セール」の文字。
それも、12月31日限りで閉店という文字が。



店に入ってみると、そこには・・・
商品がほとんど無い。9割方、何も置かれていない。もちろん、辛子高菜も。





そして1月2日となった今日、博多の中心部にあるスーパーのあちこちに行ってきました。
しかし、無い。そこには欲しかったものは無い。
辛子高菜はあれど、「あれだけたくさんの量がわずか100円で売られている」という、アパンダで売っていた辛子高菜と同じものは無い。
あっても、170円で量もそれほどは無いものとかばかり。


こんなんなら、日本全国どこでも買える。これでは、もはや意味なんてないも同然。



あの夏、博多という地で出会った衝撃・・・
「たくさんの量が」「わずか100円」という感動。


しかし、それは今、博多のどこを探しても無かった・・・
アパンダというスーパーは、博多の実家の近くにはもう無い。電話帳で調べてみましたが、あっても福間とか、全然遠い場所・・・



なぜ、無くなってしまったんだ。まさか、12月31日に無くなってしまうなんて夢にも思わなかった。


裏切られた、一途な思い。あの感動を返してくれ。

















たかが高菜ごときでとか言わないでくれ〜! 本当にショックだったんだ(泣)