2010年も上半期が終わったということで、
今日は、2010年リリース作品にて、ここまで個人的に特に印象に残った曲と、
印象に残ったCDアルバムを振り返りたいと思います。
なお、今年ここまで聴いた作品としてこういうものを今回も更新しましたので、もし興味がある人はどうぞ見ていって下さい。
(ちなみに、新作は毎月30日、旧作は毎月29日にまとめています。以上どうでもいい情報でした)
これらの数々の作品の中から選ばれた、厳選10曲&厳選5枚はこちらです。








[2010年 私的最優秀曲候補]



Do As Infinity 「君がいない未来」 「HARUKA」
ステレオポニーOVER DRIVE
・CHERRYBLOSSOM 「時空」




[2010年 私的優秀曲候補]



THE ALFEE 「LAST OF EDEN 〜Neo Universe PART II」
abingdon boys school 「PINEAPPLE ARMY」
・Bargains 「I'm home」
・舞花 「never cry」
中川あゆみ 「事実 〜12歳で私が決めたコト〜」
妖精帝國 「Baptize」








[2010年 私的最優秀アルバム候補]



abingdon boys school 「ABINGDON ROAD」
ステレオポニー 「OVER THE BORDER」




[2009年 私的優秀アルバム候補]



THE ALFEE 「新世界 -Neo Universe-」
・Bargains 「I'm home」
school food punishment 「amp-reflection」






以上でございます。私的優秀曲候補の方には以前にアルバムレビューなどにて既に紹介した曲も
何曲か入っていますが、今日はこの中から、未レビューの曲を3曲取り上げたいと思います。






今年4月にデビューした、19歳のシンガーソングライターのデビュー曲。
この歌唱、歌声は10代とは思えないですね。声質的には矢野真紀さんに似てるかな?って感じで(知ってる人どれぐらいいるでしょうか)
好みが分かれる声かもしれませんが、芯の強さを感じる良い歌声です。
そして曲の方も、穏やかなバンドサウンドから、サビで一気に爆発するという、
個人的にもすごく好きなタイプのバラード曲。デビュー曲にしてこれだけの作品をつくったのはすごいですね。
そして1stアルバムもついにリリースされたようなので、早く聴きたいです。





こちらもデビュー曲。今年5月にデビューした、弱冠14歳の歌手でございます。
両親の離婚などの、子供の頃の苦労体験をもとに作られた曲です。
この歌詞にはビックリしました。出だしの時点から・・・
そして同時に、14歳だとは思えないぐらいの歌唱力。切なげで、何かを訴えかけているかのような。
こういう重い内容の曲を作りそして歌うということは、とても勇気がいることだと思います。
無難で当たり障りのない曲ばかりをたくさん作って出すよりも、よっぽどすごいことですね。
14歳の今の気持ち、そして今までの気持ちを率直に歌った作品として、すごく心に響くものがありました。
俺が14歳の時には、仮に歌手デビューできたとしてもこういう曲を出す勇気は無かった・・てかそもそも歌唱力が段違い過ぎるし歌手デビュー自体無理だけど。





毎年期待の新人がデビューする一方で、残念ながら一旦幕を引くアーティストもいるわけで・・・
今年1月にリリースされた2ndアルバムのラスト曲。最後の最後にして、素晴らしい曲を作ってくれました。
「時空」というタイトルにふさわしい、ダイナミックで爆発力満点、そしてスケール感の大きな曲です。
この地球や宇宙で、様々なものが生まれては消え、そしてまた新たに生まれゆく姿が描かれたかのような曲。
しかしこれは今思えば、このCHERRYBLOSSOMというバンドがこの世界から消え、
そしてメンバーそれぞれが新たな道へと向かうという暗示だったのだろうか・・・
ただ、仮にそうだったとしてもやっぱり解散は惜しいです。
女性ツインボーカルバンドとして、独自の作品を作り上げてきていただけに。





総評としては、まず名曲部門に関しては、やっぱりDo As Infinityステレオポニーの2組はさすがでしたね。
ただ、今年はまだ、去年の北出菜奈「月華-tsukihana-」のような、
もはやこの時点で年間1位確定だろ、これを超える曲は現れないだろというぐらいの曲はまだ出てきていないです。
今年聴いた曲でいえば、二千花エーデルワイス」がもし2010年リリースだったら1位確定だったんですが・・・


そして名盤アルバム部門の方は、abingdon boys schoolが暫定1位です。
この作品は既にレビュー済みなのでコメントは省略いたしますが、
しかし、ここにきてステレオポニーが、素晴らしいアルバムをリリースしてくれましたね・・・
もう少しじっくり聴き込んでからアルバムレビューも書きたいと思ってるんですが、
前作よりもさらに良い作品であることは確実でしょう。もしかすると逆転するかも!?



それでは、2010年下半期も良い作品に出会えますように・・・
というかそれ以前に、2010年4〜6月リリース作品でまだ聴けてないアルバム作品というのが
計10作品ぐらいはあるので、そちらも早く聴かないといけないですね。