今日は、昼前ぐらいに「M−1グランプリ」の直前順位予想を書くつもりだったのですが、
急きょ別の用事が入ってしまい、家に帰ってきた頃にはもうM−1が始まってしまってました・・・



一応先に、槍沢 雑さんのブログの企画にて順位予想はしてたのでそれをそのまま転載すると、

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優勝 笑い飯
最終決戦3組 笑い飯トータルテンボス、三拍子(敗者復活)
4位 キングコング
5位 ザブングル
6位 POISON GIRL BAND
7位 千鳥
8位 ハリセンボン
9位 ダイアン
今回は敗者復活枠から最終決戦行きが出そうな気がします。
ひょっとしたら、そのまま一気に優勝まで行くかも・・・ でもやっぱり優勝予想は今年も笑い飯でお願いします。

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でした。
まぁ、ネタ開始時間にはギリギリ家に帰ってこれて最初から見られたので良かったです。



では感想を・・・




笑い飯・・・毎年優勝を期待してるだけに今回はガッカリというのが正直な気持ちです。
擬音と動きばかりで、肝心の中身が・・・ ネタの選択ミスだと思いました。
いや本当がんばって欲しいんですけどね。同じ奈良県人としても応援してるし、何よりあの奈良の歴史博物館ネタ以来もうこのコンビは一生応援すると決めたんだから・・・ってこれ毎年同じこと言ってますね(苦笑)


POISON GIRL BAND・・・こちらも期待外れ。後半にいくにつれて失速してしまった感じでした。
後の文章でも書くんですが、なぜこのレベルで決勝に・・・というのが正直な感想。
2004年の中日ネタはめちゃくちゃ面白かったのに。しかしその後、それに匹敵するぐらいのネタを見たことがないのが・・・


ザブングル・・・前2組が期待外れだったこともあってか、結構笑いました。
勢いがあって、こういうのは好きなんですけど、ただ「話芸」という点ではやっぱりツメが甘いかな・・・と。


千鳥・・・せっかく前半面白かったのに、後半がイマイチだと思ってしまいました。
審査員のみなさんも言ってましたが、終盤期待させておいて、その終盤のネタがこの程度ではやはり厳しいと思います。


トータルテンボス・・・前4組とは別格って感じなぐらいに面白かったです。
過去にオンエアバトルで見たことがあるネタなのに、むしろその時以上に笑ったぐらいでしたから。
最終決戦にも残り、2位はさすがの結果だと思います。本人たちからすれば絶対優勝したかったでしょうが・・・


キングコング・・・実力は認めつつも、個人的にはやっぱり過去2年M−1に出てなかったコンビより、
毎年地道に挑戦を続けているコンビに活躍して欲しい気持ちがあったので、あまり肩入れできなかったのですが、
ネタの方は結構面白かったです。こちらは前半より後半の方が笑いました。スタンプを押すところは爆笑でしたし。
しかしこのコンビ、久々に漫才を見たんですが、こんなに相方の頭とかをバシバシ叩くコンビだったっけ? 
なんかそれが痛々しく感じてしまったというか、そういうツッコミの態度が鼻につく感じだったのがちょっと・・・
確かに好き嫌いははっきり別れるタイプのコンビですね。
ただ、最終決戦のネタは、やはり1本目のネタよりは下だった印象でした。


ハリセンボン・・・正直このコンビはまず「漫才コンビ」という印象が無かったので、なぜ決勝に残ったのか・・と思ってましたが
でも今回のネタは笑いましたし、期待以上の出来でした。特に中盤は爆笑。
ただこちらも後半のツメが甘いと感じてしまいました。
相方を持ち上げて落として、それだけで終わりではなく、さらにその先が欲しかったです。


ダイアン・・・過去に何回か見たことあるネタなのでなんと言ったらいいのかって感じですけど、
やっぱりそこそこ面白いんだけど、あともう一押しの爆発力が・・・でしょうか。
これはこれで良い漫才だとは思うんですけどね。


サンドウィッチマン・・・今年見たいろんな芸人さんの漫才ネタの中で、一番笑ったと言ってもいいぐらい爆笑しました!
敗者復活では、まだ決勝経験の無いコンビに勝って欲しいという願望があったので、
選ばれたこと自体はよくぞやってくれたって感じだったですが、まさか、こんなに面白いとは思ってなかったです。
以前、MBS漫才アワードの予選番組に出た時にネタを見ましたが、この予選では、結果は最下位。
ネタを見た感想も、これは力負けかな・・・って感じでしたから。今となってはそれが信じられないぐらいです。
最初から最後まで全部、文句無しに笑わせていただきました!!



全体の感想としては、一番面白かったサンドウィッチマンが優勝して本当に良かったです。
つくづく本当に良かった。これがキングコング優勝だったらえらいことでした(苦笑)
ただ同時に、「なんでこんな面白いコンビが準決勝で落ちたんだ」ってのは私も強く思いました。
あまりこういうことは言いたくなかったし、そんなことは無いと信じたかったんですが、
これでは、当初の決勝進出メンバーが、主催者の吉本興業所属の芸人びいき過ぎると言われても仕方が無いですよ。
そんな大会前の雑音を吹き飛ばすためにも、POISON GIRL BANDや千鳥といったところには問答無用に爆笑させてくれるネタを期待してたのに・・・
過去2回も3回も決勝に出て、そして今年も、で結果がこれでは・・・ 他の芸人が決勝に選ばれて欲しい。
これじゃますます吉本のゴリ押しだとかいう変な見方を持ってしまう。すごく辛口な意見になってしまいましたが。
同じ吉本でも、NONSTYLE、スマイル、ギャロップといったところも実力やインパクト的には互角だと思うし、
吉本以外なら、三拍子、なすなかにし、磁石、髭男爵、キャンキャンとかも・・・
特に三拍子は東京芸人の中ではトップクラスの評価をしてるんですけどね。
実力的にはトーテルテンボスと互角だと思います。なのになぜこんなにも決勝進出回数で差がつくのでしょうか・・・?
まぁ、東京組はオンエアバトルでしかほとんど見る機会が無いのでこれはあまりアテにならない意見かもしれませんが。





でもやっぱり、なんだかんだ言ってもとても興奮しましたし面白かったです! これからも毎年M−1は楽しみにしてます。