今日もCDレビューを書きたいと思います。
ていうか、このペースでは年内に完成させたい記事を全部完成させられるかどうか・・・間に合わないかもしれませんね!
でも、いけるとこまで、ということで今日もいってましょう。






1. 夏の午後の長い坂道の途中で 2. 青い風の招待状 3. 世界中のアンサー 〜Album Version 
4. 海を渡る風
 5. ディスタンス 〜Album Version 6. 時間切れ 〜Album Mix 7. 明日の旅人
8. いつか君に追い風が
 9. ファイティングポーズの詩 10. 雨のシーズン 11. 二十年後の恋 
12. 君がくれた未来 13. 色褪せながら 輝きながら
お気に入り度:88点





今年の8月にリリースされた、馬場俊英さんのニューアルバム。
1曲目にして、いきなり超名曲が・・・ これには本当に心を打たれました。


過去の作品でも「ボーイズ・オン・ザ・ラン」や「君の中の少年」といった、
アコースティックギター弾き語り系のサウンドでも、激しい曲、
大人になっても、あの頃の熱い思いは忘れたくない、情熱が再び煮えたぎってくるかのような・・・
今作の「夏の午後の長い坂道の途中で」も、まさにそんな曲だったと思います。
こういう曲が作れるのは、まさに彼ならではの魅力でしょう。


個人的には、バラード曲よりも、こういう熱さを感じるアップテンポな曲の方が好きですね。
他には「海を渡る風」「ファイティングポーズの詩」といった曲もとても良かったと思います。


また、元高校球児だったことを感じさせてくれるような歌詞は今回も健在で、
2曲目の「青い風の招待状」の、「ついに負けて 今消えてゆく彼を 誰が笑えるだろう」という歌詞なんかは、
熱闘甲子園のエンディングで流れたらより感動するだろうなと思いながら聴いたりしましたね。


ただ、このアルバム全体を通すと、終盤にやや地味な感じのバラード曲が多かったかなという感じがしたので、
(ちなみにこのブログでは、曲数を削るなんて発想はありません。本当に良い曲なら多い方がいい)
もう少しアップテンポ曲の割合を増やしてもいいかなと思いました。


そろそろベテランの域に達しつつある歌手ですが、この音楽への熱い思い、
熱いメッセージを感じる作品の数々には、20代の私にも勇気をもらいますね。