24HOUR DREAMING PEOPLE

24HOUR DREAMING PEOPLE

1. 24 HOUR DREAMING PEOPLE 2. 浪漫PEOPLE 3. GANG DISCO 4. 星のプロポーズ 5. 桜 
6. あなたの顔が見たい 7. MONKEY LIFE 8. 待ちぼうけ 〜Honey,Honey 9. PLAY 10. ますらを 
11. 愛らしく 12. LIFE
お気に入り度:97点(かんりにんの名盤入り)




今ごろになって、2009年1発目の記事でございます。このブログを今年もよろしくお願いします。



今日は、Jackson vibeのアルバムをレビューしたいと思います。
去年から今年にかけて彼らのアルバムを最新作から順番に3作聴きましたが、
今回レビューするこのアルバムは、その中でダントツで最高傑作だと思いました。
作風の振り幅の広さ、そして、質の高さともに、最高クラスの名盤ではないでしょうか・・・


サビのコーラス、掛け声が最高に盛り上がるロックナンバー「24 HOUR DREAMING PEOPLE」から始まり、
同じく痛快なロック曲で、途中のギターの早轢きも見事な「浪漫PEOPLE」、
曲タイトル通りのディスコ調のナンバー「GANG DISCO」、
哀愁漂うメロディーと歌唱が印象的なバラード曲「星のプロポーズ」
歌詞が今の時代にどこか考えさせられる、それでいて素晴らしいミドルテンポ曲「桜」
かつて、スカバンドをやっていたことを伺えるような曲「あなたの顔が見たい」、
そして最後には私のリスナー人生の中でも屈指の名曲といってもいいぐらいの曲「LIFE」で締める。
そんなこの作品はもうほぼ完璧といっていいでしょう。完全にハマりました。


このバンドが、最近のいわゆるロキノン系と呼ばれるバンド全般とは違うなと思ったところは、
華がある。だから聴いててスカっとする。そう感じました。
といっても、もちろんただ単に明るいだけの作風ではなく、
4.5曲目のような、切なさや哀愁をあわせ持ったような曲もありで、
アルバムを通して人間のさまざまな感情を描けていると思いました。だから、共感できますね。


しかし、こんなに素晴らしい作品を2007年にリリースしていたにもかかわらず、
なぜこのバンドがなぜもっと世間的に、特にロックバンドが好きな人から評価されてないのが不思議です。
余談ですが、カラオケのJOYの全国採点でも、ドラマ主題歌になった「朝焼けの旅路」以外の曲は
どの曲も月に0人〜2人程度しか歌われてないなんて・・・ (しかもシングル曲でも)
最近の活動状況も、2008年はミニアルバム1枚のリリースだけということで、
早くもレコード会社からは力を入れられなくなってしまったみたいな感じなので、
これから満足に活動できていけるのかが心配です。せっかくハマったばっかのとこなのに・・・


頼むから、これからも音楽活動がんばってください! ライブにも行ってみたいです。



Jackson Vibe「浪漫PEOPLE」