■
この8月の間は、暇だった時期が結構あったので、
前から聴こうと思ってたCDアルバムをいくつかまとめて聴いたりすることができましたね。
今日はその中から、一番素晴らしいと思った作品を紹介したいと思います。
ちなみにこの前、とあるチャットにて、私が紹介した音楽の感想について、
「どれもとっても綺麗な曲ですね」と言われたということがありました。
今日紹介するアーティストも、まさにそんな感じです! ではいってみましょう。
- アーティスト: 樹海
- 出版社/メーカー: GENEON ENTERTAINMENT,INC(PLC)(M)
- 発売日: 2007/12/12
- メディア: CD
- クリック: 11回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
7. 初恋 8. 心灯歌-しんとうか- 9. 愛の星 10. R★S 11. ハナムケのメロディー
12. Winter Song 13. 咲かせてはいけない花
お気に入り度:91点
去年の年末にリリースされた、樹海の2ndアルバム。
「歌う人=愛未(マナミ)と作る人=出羽良彰(デワヨシアキ)からなるユニット」だそうです。
2006年にメジャーデビュー。それまではもともと大阪で活動していたらしいです。これはちょっと意外でした。
このアーティストのことは、とあるブログでも紹介されていて前から気になっていたので、
いつか聴こうと思ってたんですけど、結論から言えば、もっと早く聴けばよかった! そう思いました。
でも、実は最初に聞いた時は、ちょっと地味かなという感想だったんです。
しかし何回も聴きこむうちに、ジワジワと曲の良さが伝わってくるような・・・ そんな曲の数々でしたね。
曲種はポップス〜ロック、バラードといった感じで、聴きやすくて万人ウケするタイプだと思います。
どの曲もとても綺麗にまとまっていますね。ボーカルにも曲にも、透明感みたいなのを感じます。
全体的には若干バラード曲が多いですが、それもまた良いと思います。
3曲目の「こもりうた」は、もうまさに私が一番好きなタイプの曲ですね。王道って感じです。
最終曲の「咲かせてはいけない花」も、美しい、そして切ない・・・
あとこのグループは、編曲が良いです。1曲目の「光合成」の、Bメロでドラムの音がドドドドと押し迫ってくるような感じから、
サビで一気に開放されるようなこの感覚は、とても芸術的で素晴らしい!
2曲目の「ヒメゴト」は、間奏の部分でまるでサイレンが鳴っているかのようなこの感覚が良い。
11曲目の「Winter Song」では、オルガンの音がほのぼのとしてて癒される。
とにかくどの曲も編曲のレベルが高い!
あとは、アルバム曲でもう少し個性を出せればさらに素晴らしいアーティストになれると思います。
良くも悪くもクセがないタイプなだけに・・・
一番個性があった「光合成」はもう少し長ければ、私の中で歴史的名曲になったかもしれないだけに・・・
でも、じっくり聞き込めば良さは伝わりますけどね。
ちなみに、曲の話題からは外れますが一つ気になったところは、
このアーティストの所属レコード会社はジェネオンという会社で、これはTHYMEと同じところですね。調べてみると、どうやらアニメタイアップが多い会社みたいです。
ただここは、あまり大きくないレコード会社で、そして大きく売れてるアーティストもいないみたいで・・・
どうか、SeanNorthみたいに、所属レコード会社が倒産してCDが出せなくなるみたいなことにだけはならないで欲しいです。本当お願いですから。
樹海「こもりうた」