今日は、今年3〜6月に聴いた作品をまとめてミニレビューという形で書きたいと思います。
それでは、いってみましょう。





Voice of EARTH

Voice of EARTH

1. 天女 〜interlude〜 2. 明日への讃歌 3. 空唄 4. 懐かしい未来 〜longing future〜 5. ひとつ
6. 風の手紙 7. BRAVE
 8. 夢のガーデン 9. 群青の谷 10. my friend 11. Liberty
12. 月がわたし 13. RED CLIFF 〜心・戦〜 14. 恵みの雨 15. Together
お気に入り度:85点




alanさんの1stアルバム。
2、4、9曲目のような壮大なバラード曲が素晴らしいのは言うまでもないとして、
それ一辺倒にならず、3、6、7曲目のようなアジアンポップスとでもいうべき曲が入ってるのは、
個人的にはすごく良かったと思います。ただ、素晴らしい出来だった2〜9曲目までと比べると、
後半の10〜15曲目のバラード曲の数々は微妙だったかなと・・・
でも、1stアルバムでこれだけ良い作品を作ってくれれば、上出来ですね。






AwakEVE

AwakEVE

1. 激動 (AwakEVE ver.) 2. 99/100騙しの哲 3. 美影意志 4. コロナ 5. 儚くも永久のカナシ
6. earthy world 7. 畢生皐月プロローグ
 8. アイ・アム Riri 9. 恋いしくて 10. Forget
11. Just break the limit! 12. 和音(インスト) 13. ハルジオン (2nd-MIX)  14. YURA YURA
お気に入り度:80点




UVERworldの4thアルバム。前作と比べると、正統派のビートロックに近い作品中心になったのは意外でした。
ただ個人的には前作の方が、多彩かつスケール感があって好きだったかな・・・
それでもこのバンドの曲は、音楽への情熱が伝わってくるので好きです。
6曲目を筆頭に、譜割り無視でこれでもかと歌詞を詰め込むような曲もやっぱり多いですが、
そんなところも個人的には、それだけ歌詞に思いをこめてるんだなというのが伝わるので良いと思いますね。






海の青~Singles And More~(DVD付)

海の青~Singles And More~(DVD付)

1. 永良部の子守唄 〜Short Version〜 2. 海の青 空の青 3. 小さな恋のうた 4. さよならなんて言わない 
5. 光あるもの 6. 春色 7. 星の歴史 feat.U-DOU&PLATY 8. ミッション 9. 会いたい
10. ブーゲンビレア 11. 夏のしずく
 12. 月あかり 〜Full Moon Version〜 13. 夢×夢
14. サクラサク 15. さよなら 16. 永良部の子守唄 〜Instrumental〜
お気に入り度:80点




鹿児島県と沖縄県の県境付近にある島、沖永良部島出身の歌手、大山百合香さんのベストアルバム。
彼女はデビュー曲「海の青 空の青」がとても良かったので期待してたのに、
その後カバーに走ってしまってガッカリしたという記憶が・・・ 「小さな恋のうた」が合ってるとは思えないですし。
ザ・コブラツイスターズの「サクラサク」をカバーした時はさすがにビックリしましたが。隣の島出身とはいえ。
それはともかくとして、こうやってあらためてベスト盤を聴いてみると、
オリジナル曲はやはり良い曲が多かったなと思いました。
透き通った声が印象的です。同じ南西諸島出身でも元ちとせさんのようなこぶしをかけるタイプとは対照的。


しかし、このベストで事実上メジャー契約打ち切りということですか・・・
てかカバー曲ばっかり歌わせずに、魅力あるオリジナル曲でアーティストを育てるということを、
レコード会社の人にはお願いしたかったですよ。話題が欲しいのは分かりますが・・・
彼女はボーカリストとして素晴らしい素質を持ってたんですから!






DICE

DICE

1. 現在進行形 2. TRIGGER 3. Ending song 4. LAST TEEN
5. 走り出すまだ見ぬ未来の果てへ 6. ここじゃない場所で
お気に入り度:75点




宇浦冴香さんのミニアルバム。
まず第一印象としての感想は、この一言に尽きるでしょう。歌い方変わり過ぎだ!!
なんだこの、特に1、2曲目のあっさりし過ぎた歌唱は・・・ 曲自体は良いのに、物足りないです。
前作ではこれでもかとばかりに力が入りまくってたのに、まさに対照的。
世間的には、足して2で割ったらちょうどいいってやつなのかもと思ってしまいました!
3、5曲目のようなミドルテンポ〜バラード曲では、この歌い方がハマってましたが。


しかし前作はB'zの稲葉さんプロデュースで大々的に売り出されたのに、
今作は先行シングルも無し、てか売る気無しとしか思えない扱い、
前作がレコード会社的に満足いく売り上げでなかったら、もうこんな扱いですか・・・
こんな、アーティストを使い捨てにするようなことせずに、もっと長い目で育てるってことを、
レコード会社の人にはお願いしたいですよ。音楽不況で苦しいのは分かりますが・・・
彼女はボーカリストとして素晴らしい素質を持ってるんですから!




以上でございます。次回は8〜10月あたりに聴いた作品のミニレビューを書きたいと思います。